優良誤認は詐欺においても有効

優良誤認とは(景品表示法第5条1項1号)

優良誤認とは(景品表示法第5条1項1号)

優良誤認とは、実際の商品やサービスなどよりも著しくその内容が優良であると消費者に誤認させる行為です。

 

 

景品表示法第5条1項1号において、これは規制されている行為です。

 

 

景品表示法第5条1項1号1

 優良誤認

 

 

商品・サービスの内容が、事実と相違して、

 

・実際よりも優良であると誤認させる
・他社の商品・サービスよりも優良であると誤認させる

 

 

ことを規制する。

 

 

景品表示法は、正式名称を
「不当景品類及び、不当表示防止法」
と呼びます。

 

 

私も大嫌いな情報商材詐欺の典型的パターンの1つに、何の価値も無いようなPDFファイルなどをあたかも極秘ファイルのような価値があると思わせるものがあります。

 

 

これは完全にこの景品表示法の優良誤認に引っかかります。

 

 

無価値なゴミを希少品だと誤認させる行為

 

 

 

 

 

商取引は、

 

 

 

1 買い手
2 売り手

 

 

 

この双方が等しく利益を得ると同時に、正当な対価を提供することが絶対的な原則として存在します。

 

 

しかし、詐欺師は消費者に対価を提供するという発想がありません。

 

したがって個人的にですが、必然的にこの優良誤認を使ってくることが非常に多いと言えます。

 

 

 

優良誤認で多いのは、販売ページの広告では散々良いことが書かれていたにも関わらず、いざ商品などを見てみると、全くその価値が劣っていたという場合です。

 

 

いうなれば何の価値も無いガラクタなどを宝玉に見立てて宣伝し、不当に販売前に価値を水増しして騙し売りする行為だと考えて問題ないでしょう。

 

 

道徳的に考えても、こんなものをまともな感覚の持ち主ならば許容できるはずがありませんよね。

 

 

だからこそこの優良誤認は消費者を不当な売買契約から守るため、重要な意味を持つ法律だと言えます。

 

 

こんな場合も優良誤認です

 

 

優良誤認を私の大嫌いな情報商材詐欺に適用すると、以下のようなパターンがあります。

 

 

 

「一般書籍では入手不可能なノウハウです!」
実態はただの一般書籍の寄せ集め。もしくは書籍類にも遥かに劣るレベルの情報の質と量だった

 

 

「ダイエットの苦しみとはおさらば!楽に簡単に痩せる方法」
1週間断食をして、何も食べないで過ごしなさいなどという内容。明らかに優良誤認

 

 

「ポイントサイトで月収1000万円を楽々稼ぐ方法!」
どうあがいてもポイントサイトの利益では不可能な月収で、消費者を誤認させている

 

 

 

見ていただければすぐに分かると思いますが、実際は商品内容が明らかに広告宣伝文と違い劣っているにもかかわらず、販売ページではあたかも遥かに優良だと思わせています。

 

 

こんなくだらない詐欺商法が今も存在すると思うと、腹立たしい思いにもなりますがね・・・。

 

 

それはさておき、後は食品や各種サービス業・観光業などの各種業界でも、こうした優良誤認というものは問題になっています。

 

 

 

「外国産の食品は一切使われておりません!」などと広告していた食品が、実は国産などではなく外国産の食料品で構成されていたということなど、優良誤認は問題が大きいのです。

 

 

優良誤認に限らず、販売者側の倫理観ということが正当な取引を行う上では非常に重要になってくることが、お分かり頂けると思います。

 

 

契約解除の重要材料として

 

 

優良誤認は景品表示法に違反する行為なので、これを行って不当に利益を得ていた業者との消費者契約を解除する正当な理由に成り得ます。

 

 

民法や消費者契約法・特定商取引法などにも適用できる部分が多いですからね。

 

 

錯誤無効の他、詐欺もしくは強迫による取消とも非常に相性が良いと言えます。

 

 

泣き寝入りせず、しっかりと証拠収集を行い不法行為だという証明を行って頂きたいと思います。


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